第44回読谷まつり 開催期間:2018年10月26日~28日
三線歌謡の始祖「赤犬子」と大交易時代の先駆者「泰期」の壮大なドラマが、感動を誘う「第44回読谷村まつり」が10月27日、28日にわたり、盛大に開催されました。
初日、まつりの主会場となった運動広場では、小・中学校児童生徒による集団演技のほか、ステージでは読谷高校ダンス部、文化協会による演舞などが披露されました。赤犬子琉球古典音楽大演奏会では、赤犬子大主前(あかいんくうしゅうめー)を迎え、総勢3 00名余による荘厳で華麗な演奏が行われ、各字に伝わる伝統芸能がステージを盛り上げました。
2日目は、保育園児の演目に始まり、読老連・読子連の団体演技、ステージでは「受け継ごう、読谷(ふるさこ)の心」をテーマに村内の子ども達による琉舞、棒術や獅子舞など多彩なプログラムが披露され、会場を沸かせました。
大交易時代のロマンと勇姿を再現した、創作「進貢船」では、大陸・中国から新しい文化や文物を満載し帰還した泰期の乗った進貢船が、たいまつの炎によって導かれ姿を現すと、出演者・大観衆・会場は一体となり、熱気とパワーが最高潮に達し、まつりのフィナーレを華々しく飾りました。
今年は村制110周年の節目の年を迎え、激動の時代を乗り越えてきた先人達の英知と努力に感謝し、多くの村民と共に110周年を祝うため、まつり2日目に「村制110周年記念式典」が開催されました。記念式典では、村制とともに歩んできた新110歳の方や歴代村長を迎え、村の110年を振り返りました。その後、この年の6月に策定された村の10年間の取組みを示す将来ビジョン「ゆたさむらビジョン」を歌と踊りで表現した「いちゅいゆんたんざ」が披露され、記念式典に華を添えました。
「第4回 Okinawan Dream 100万人の平和コンサート」は10月26日(金)に開催されました。
演目
2018年10月27日
10月21日 第21回読谷まつり闘牛大会(むら咲むら闘牛場)
オープニングセレモニー
・開催宣言:漁業協同組合長 金城肇
・オープニングアクト:読谷高校ダンス部
村内小中学校の児童・生徒による集団演技
:読谷中学校、古堅中学校・読谷小学校、古堅南小学校、喜名小学校、渡慶次小学校、古堅小学校
西大海用神楽太鼓:愛知県蟹江町
読谷高校ダンス部
読谷村文化協会
:真美体操、長拳螳螂拳、しまうた部会、演劇部会
実行委員長あいさつ:村長 石嶺傳實
赤犬子琉球古典音楽大演奏会
・プロローグ:ひがけい子と島太鼓
・赤犬子入場:楚辺区
・イリベーシ:楚辺区
・歓迎のことば:村の長(読谷村老人クラブ連合会会長 當山眞市)
・古典音楽大演奏(かぎやで風節、恩納節、特牛節)
:村内三線、箏、笛、太鼓、胡弓愛好者
・赤犬子大主前のことば:楚辺区
(歌舞「迎え誇ら」)
・かぎやで風:村・各自治会の婦人会役員
・器楽演奏:渡りざう、瀧落とし、湊くり節、揚作田節
・演舞:喜名自治会(チンチクダーキ―)
・綛掛:宮里春子琉舞研究所
・揚作田:神谷みつ子琉舞研究所
・女コティ節:上地サヨ子琉舞研究所、比嘉留利子琉舞研究所
・高平良万歳:新垣満子琉舞研究所
・踊りクワディーサー:各自治会の婦人会員
・赤犬子退場:座直しの演奏 かぎやで風節
花火
世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム
○自然・歴史・文化・美術工芸品の常設展示
○特別展「松田共司作陶展」
読谷村体育センター
○総合作品展示会
・読谷中学校、古堅中学校、読谷小学校、
古堅南小学校、喜名小学校、渡慶次小学校、
古堅小学校、読谷村老人クラブ連合会
○呈茶
・泉川社中、読谷高校、読谷中学校、古堅中学校、
渡慶次小学校、古堅小学校、こばと幼稚園
伝統工芸総合センター
・読谷山花織展示即売会
読谷村多目的広場
・第22回読谷まつり少年野球大会
読谷村多目的広場特設ステージ
・ジュニアフェスティバルIN読谷まつり
○環境にやさしい ユンタンザ美ら村づくり
2018年10月28日
盆栽展、農作物展示即売
保育園児演目
:読谷村保育所、読谷村北保育所、読谷村南保育所
;ふれ愛保育園、咲く原保育園、のぐさ保育園
団体演技:読老連、読子連
「受け継ごう読谷の心」
・三線・箏・太鼓演奏:村内小中学校
・獅子舞:渡慶次子ども獅子舞クラブ
・舞踊:上り口説(山城亜矢乃琉舞研究所)
・舞踊:鳩間節(知名菊美琉舞研究所)
・座喜味棒:座喜味子ども会
・舞踊:鳩間節(金城末子琉舞道場)
・舞踊:スーリ東(儀間代利美琉舞練場)
・演舞:長浜子ども会 作田米
・舞踊:海のチンボーラー(伊波照子琉舞研究所)
・波平棒:波平子ども棒術クラブ
村制110周年記念式典
創作「進貢船」
・ナレーション:読谷高校放送部
「調」
・吹奏楽演奏:村内小中学校
・手話:手話サークル「ゆんたんじゃ」「花織」
・合唱:混声合唱団「よみたん」
「標」
・太鼓隊:高志保青年会
・ノロの炎:読谷高校
「航」
・棒術(スー巻):波平自治会
・たいまつ隊:読谷高校
・泰期一行:商工会青年部
「迎」
・帰還のことば:泰期
・迎えのことば:村の長(読谷村議会議長 伊波篤)
「宴」
・国頭サバクイ:稲嶺盛秀・末子琉舞道場
・演舞:小林流昭武館 大城道場
・寿:津覇澄子琉舞練場
・演舞:高志保自治会(馬舞)
・梅の香り:津波古アキ琉舞研究所
・演舞:比謝自治会(比謝村の唄)
・秋の踊り、鳩間節:嘉手苅林一・幸代琉舞研究所
・棒術:波平芸能保存会
「送」
・貫花:各自治会の婦人会員
・エイサー・カチャーシー:高志保青年会
「再」
・かりゆしのうた:中村正幸古典音楽研究所
・かりゆしのことば:読公連会長 多和田友
花火
世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム
○自然・歴史・文化・美術工芸品の常設展示
○特別展「松田共司作陶展」
読谷村体育センター
○総合作品展示会
・読谷中学校、古堅中学校、読谷小学校、
古堅南小学校、喜名小学校、渡慶次小学校、
古堅小学校、読谷村老人クラブ連合会
○呈茶
・泉川社中、読谷高校、読谷中学校、古堅中学校、
渡慶次小学校、古堅小学校、こばと幼稚園
伝統工芸総合センター
・読谷山花織展示即売会
読谷村多目的広場
・第22回読谷まつり少年野球大会
読谷村多目的広場特設ステージ
・ジュニアフェスティバルIN読谷まつり
○環境にやさしい ユンタンザ美ら村づくり