第28回読谷まつり 開催期間:2002年11月02日~03日
この年には毎月16日をイモの日と定める「イモの日宣言」が村議会で採択され、佐久川清助生誕150周年記念事業等もあり、まつりの中でも「紅イモ広場」と題し子どもたちによる紅イモ音頭、紅イモ娘が「イモの日」をアピールするステージなど紅イモに関する多彩なイベントがありました。
初日には、第5回目を迎えたまつり闘牛大会。楚辺闘牛場では多くの闘牛ファンで賑いました。村内5小学校4年生による集団演技、しまうた、読谷高校ダンス部の創作ダンス、そして「赤犬子琉球古典音楽大演奏会」に楚辺区、都屋区、渡具知区、古典音楽研究所、琉舞研究所等多くの方が出演して舞台に華を添えました。
2日目は、ちびっこ相撲、メンズゲートボール大会、老人会・子ども会による団体演技、初めて演技を披露した渡慶次小マーチングの演技、受け継ごう読谷の心、そしてまつフィナーレの進貢船が会場に入港、観衆も出演者も一体となり、大きな盛り上がりを見せました。
勤労者体育センターでは毎年の小中学生・読老連の作品展、ラン展示会に加えて、南部国道展「読谷道路」バイパス模型が展示され注目を浴びていました。また、まつり運営ボランティアとして東京の明治学院大学より春日先生ほか学生2人が本村の地域研究として関わりました。
演目
2002年11月02日
第5回まつり闘牛大会(楚辺闘牛場)
オープニングセレモニー
・開催宣言:農協読谷支店長 仲宗根勉
・マーチング:古堅中学校
村内5小学校の児童による集団演技
農作物展示即売、盆栽展、テナント営業
呈茶:こばと幼稚園、渡慶次小学校、古堅南小学校、読谷中学校、古堅中学校、読谷高校
創作ダンス:読谷高校ダンス部
しまうた
実行委員長あいさつ:村長 安田慶造
赤犬子琉球古典音楽大演奏会
・プロローグ:ひがけい子と島太鼓
・赤犬子入場:楚辺区
・イリベーシ:楚辺区
・歓迎のことば:村の長(読谷村老人クラブ連合会会長 )
・古典音楽大演奏(かぎやで風節、恩納節、特牛節)
:村内三線、箏、笛、太鼓、胡弓愛好者
・赤犬子大主前のことば:楚辺区
(歌舞「迎え誇ら」)
・かぎやで風:村・各字婦人会役員
・かせかけ:新垣満子琉舞研究所
・上り口説:津覇澄子琉舞練場
・器楽演奏:渡りざう、瀧落とし、湊くり節、揚作田節
・鷲の島:渡具知区
・浜千鳥:普久原千津子琉舞練場
・前ぬ浜:都屋区
・長浜棒:長浜区伝統芸能保存会
・踊りクワディーサー:各字婦人会
・赤犬子退場:座直しの演奏 かぎやで風節
花火
2002年11月03日
盆栽展、農作物展示即売
読老連・メンズゲートボール大会
ちびっこ相撲大会、呈茶、テナント営業
団体演技:読子連、読老連
マーチング:渡慶次小学校
「受け継ごう読谷の心」
・三線・箏・太鼓演奏:村内小中学校
・舞踊:パーランクー
・座喜味棒:座喜味子ども会
・舞踊:谷茶前(上地美津子琉舞道場)
・早弾きメドレー(祝節、いちゅび小、唐船ドーイ等)
・舞踊:てぃんさぐの花(中村幸子琉舞道場)
・波平棒:波平子ども棒術クラブ
・獅子舞:渡慶次子ども獅子舞クラブ
・舞踊:海のチンボーラー(上地サヨ子琉舞研究所)
・舞踊:加那ヨー(金城末子琉舞道場)
創作「進貢船」
「調」
・吹奏楽演奏:村内7小中学校
・手話:手話サークル「ゆんたんじゃ」「花織」
・合唱:混声合唱団「よみたん」
「標」
・太鼓隊:渡慶次青年会
・ノロの炎:読谷高校女子ハンドボール部
「航」
・棒術(スー巻):波平区
・たいまつ隊:読谷高校サッカー部
・泰期一行:商工会青年部
「迎」
・帰還のことば:泰期(商工会青年部長 伊波篤)
・迎えのことば:村の長(婦人会長 国吉京子)
「宴」
・上り口説(囃子):宇座区伝統芸能保存会
・早口説:嘉手苅幸代琉舞研究所
・空手演舞:小林流昭武館 大城道場
・天空:喜名小学校PTA太鼓集団「白龍隊」
・南ヌ島:儀間区
・棒術:波平区
・サバニ:稲嶺末子琉舞道場
「送」
・貫花:各字婦人会
・エイサー・カチャーシー:青年会
「再」
・かりゆしのうた:中村正幸古典音楽研究所
・かりゆしのことば:商工会長 大城行治
花火